風の耳

Asuka News

◇Asuka委嘱曲についてのお報せ

 このページの説明


2006.4.24 Mon

◇Asuka News 終了


 今後このコーナーの更新はありません。女声合唱団Asukaの委嘱曲についての記事は今後「風の耳」(または別ページ)に掲載していきます。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。


2006.4.14 Fri

◇Asuka News 終了のお報せ 「風の耳」に統合


 詳細は「風の耳」で。


2005.5.21 Sat

☆組曲<インディアン・フォレスト> いよいよ大詰め


 いよいよ来週より寮美千子さんの詩による「組曲」の大詰めに入ります。残るは“火打石の呪文”と“New Moon Dance”です。

 コンピュータの不調で久しくここでお報せ出来ませんでしたが、“夢”は3月24日に完成しています。あれから(1月23日の記事以降)組曲のタイトルについて寮さんに相談しましたら、組曲「インディアン・フォレスト」でどうだろうかということでした。

 “火 打石の呪文”の存在によって、この組曲に、よりダイナミックな流れが生まれたと感じています。この“火打石の呪文”では、<父は空 母は大地> の時のような「語り」を復活させます。といっても、今回は合唱団の中のSoloによるもので、ノンマイクを前提とした書法をとることになると思います。そ してこの“火打石の呪文”は“New Moon Dance”になだれ込むように連なるのです。

 以前(昨年11月5日のDown by the Riverの記事で)「おそらく遠く旅する旅人にしか解らない、魂の郷里への深い思慕が、この詩には込められているのです」と書きましたが、 “Mother Earth”へ連なる“夢”は言わば私たちの無意識の深い底の底への旅であり、その先で出会う母なるものとは、私たちに共通の「母なるもの」であり、(寮 さんはユングを援用されてそれを「アーキタイプ」と説明されていた。)旅は単に空間的な移動に止まらず、心は時空を超えて、私たちの無意識の記憶を辿っ て、遠い祖先の血の流れの記憶や、風景や音や感触・・・  確かに脚に触れる朝露に濡れた草の感触の記憶や、朝の清々しい大気の記憶や、シャーマンの呪文 の記憶や、燃え盛る炎と踊りの躍動の記憶や、闇の哀しみと恐れの記憶や、夢の記憶を巡りながら、「母なるもの」へと還ってゆく。

 先月24日、Bouquet des Tons Vol.16の折に、いらしてくださった佐々木さん竹内さんからいよいよMother Earthの練習に入ったという嬉しいお報せ伺いました。決して一筋縄では行かない曲であるとは思いますが、Asukaの皆さん、どうぞよろしくお願い申 し上げます。飛永流の練習はきっと奇蹟を呼び起こすことでしょう。私は寮さんの詩によって大変幸福な作曲の醍醐味を味わわせて頂いていると思い感謝に堪え ません。願わくば、このありのままの私の感動を皆さんの歌声で受け止めてほしい!!

 以下にもう一度この組曲の全貌をまとめておきます。クリックしますと、寮さんサイトの詩へ飛べます。

 ★1.Indian Forest(インディアン・フォレスト)

 ★2.朝露

 ☆3.火打石の呪文

 ☆4.New Moon Dance(“哀しき闇”を内包)

 ☆5.夢

 ☆6.Mother Earth

 ☆7.Down by the River


2005.3.3 Thu

☆火打ち石の呪文


 先日 寮美千子さんにお会いした折にこの同じ系列の詩にもうひとつ「火打ち石の呪文」という新しい詩を書いてくださったことを知り驚きましました。これはどうし ても組曲に加えなければ、と思いますが、そうなりますとこの組曲は全7曲ということになります。“朝露”と“New Moon Dance”の間に置きたいと思います。

 参照記事 

 火打ち石の呪文(寮さんのサイト)


2005.3.1 Tue

☆夢


 間もなく完成します。


2005.1.31 Mon

☆夢


 もうすぐ完成します。詩が短いからといって曲も短いとは思わないでください。“インディアン・フォレスト”よりは長いですよ。New Moon Dance は最後のお楽しみ.....

 夢(寮さんのサイト)


2005.1.23 Sun

☆組曲の全貌とタイトル


 まだ決定ではありませんが、組曲のタイトルはそのままずばり <VOICE> にしようかと考えています。この「父は空 母は大地」に繋がる通底するモチーフを持った一連の曲たちの組を<VOICE I>として、あと、他はII,III..... として行こうかと。

☆VOICE I (仮題)

 ★インディアン・フォレスト

 ★朝露

 ☆New Moon Danse (詩はNew Moon Danceと哀しき闇のふたつ)

 ☆夢

 ☆Mother Earth

 ☆Down by the River


2005.1.21 Fri

☆New Moon Dance

☆夢


“New Moon Dance”は去年の夏からの着手なのでかれこれ半年は経過しようとしている訳です。こういう厄介なことになるには複合的な要因があるわけですが、端的に 言えば、詩の内容は全く違うものの、組曲<雨>の“8月の雨”のような組曲全体の中での比重を持つ曲になることは間違いありません。あと、佐々木さんと飛 永さんには話しましたが、もう1曲静かな曲が加わり、この寮美千子さんの詩による組曲は全部で6曲から成るものになりそうです。その静かな曲とは、「夢」 といいます。

 夢(寮さんのサイト)

“New Moon Dance”は踊りの躍動と心の内奥の静寂との二重構造を持った曲です。“夢”はまたその静寂と呼応し。最初の2曲の瑞々しさとまた対比的で、水も森も星もある組曲全体としても奥行きのある作品になりそうです。宇宙と心が響き合うような.....


2005.1.15 Sat

◇女声合唱団Asuka 団員募集中 !!


 お問い合わせご連絡先 Tel 047-357-3130(佐々木)

 Asuka宛のメールはこちらまでお送りください


2005.1.8 Sat

☆Mother Earth 完成


 一箇所、もしかしたら後から訂正になるかも知れませんが、一応完成しました。母なる大地=地球への思いを歌った聖歌です。寮美千子さんのスケールの大きな、しかも繊細な世界にどこまで近づけたかどうか・・・ 


2005.1.2 Sun

 謹賀新年

☆Mother Earth


 次の曲は Mother Earth です。今年もよろしくお願い申し上げます。

 Mother Earth の詩はこちら(寮さんのサイトです)

 寮美千子さんの「VOICE」、寮さんのサイト「HARMONIA」にて続々更新中!!


2004.11.9 Tue

時の賜物(初演に立ち会って)


「Asukaの皆さんの歌声には時の重みを感じる」そう思ったのは2年前の“雨は・・・”の初演の時以来のことです。おそらく曲を聴いて思う程決して易し くはないと思われる拙作を、芯のある、意志の強さを感じる演奏として繰り広げてくださったことを確かに記憶しています。今回もまたそのように感じました し、こうした作曲とは何なのかということもまた、あらためて考えさせられました。「時の重み」のその中身とは勿論、皆さんの練習の積み重ね、それに飛永悠 佑輝氏の指導と私の忍耐などであると思いますし、そうした恵まれた関わりの中で作曲をすることの意味も、今また強く感じています。

 今回の初演には、詩の寮美千子さんもお友達方々とご一緒に駆けつけてくださいました。畏敬の念を抱いている方の反応は実に恐ろしいものですが、曲への共感の込められたお言葉を頂き、ほっと胸を撫で下ろし、そして励まされました。

 新世紀も4年目になりますが、時代は未だ暗く、イラク戦争も泥沼化する一方ですし、また、嫌な事件も多く、それに加えて相次ぐ台風や地震など、いったい 日本や世界はどうなってしまうのだろうと、真に安らぐことの困難なこの時の重みの中で、こうして音楽の時を共有出来るということの大切さも胸に沁みます。 人の命どころか心も自然もなにもかも滅茶苦茶にしてしまう戦争はいかなる訳であっても、本当にしてはいけないことであるのだとも、増々強く思います。

 こうした「時」を噛み締めて、作曲に精進しなければいけない、と考えています。どうぞ、今後ともよろしくお願い申し上げます。


2004.11.6 Sat

寮美千子さんの詩によるAsuka委嘱作曲のこれまでとこれから


これまで

 組曲以外

  (天使  ・・・パウル・クレーに)

  (Merry Christmass) ♪明日初演

  (星の楽譜)

 組曲(タイトル未定 寮さんに命名をお願い中)

  (インディアン・フォレスト) ♪明日初演

  (朝露) ♪明日初演

  (Down by the River)

これから

 組曲の残り

  (Mother earth)

  (New Moon Dance & 哀しき闇)

以上の他にまだまだ可能性はありますが、機会が許されれば・・・。


2004.11.5 Fri

“Down by the River”完成


 今日は飛永美保子さんの出演される本番のアンコールで私の“花の子供”が演奏されるとても大事な日でしたが、ようやく今、Asukaの皆さんのための次 なる曲が出来上がりました。「子供」には会いたかったのですが、仕事には代えられない。子は親許を離れて無事に育って行ってくれることを祈るばかり。でも 心配していません。ピアニストは美保子さんなのですから! 飛永夫妻には本当に感謝です。

“Down by the River”のこの川は悠久の時の流れの川なのです。そしておそらく遠く旅する旅人にしか解らない、魂の郷里への深い思慕が、この詩には込められているのです。


2004.11.4 Thu

“Down by the River”


“New Moon Dance”の完成の前に“Down by the River”が間もなく出来上がります。完成するとこのページは「風の足跡」からのリンクとなります。 


2004.7.29 Thu

女声合唱団Asuka委嘱曲“星の楽譜”(Voiceより)完成です!


 急遽詩を「星の楽譜」に変更しました。“New Moon Dance”は次回に回させて頂きます。組曲は一休み。この暑い夏の一時の清涼感を味わってください。


「星の楽譜」(寮 美千子さんの詩:Voice)はこちらから

(こちら寮美千子さんのサイトで公開されている諸々の詩は勿論著作権法によって守られていますので、転載や何らかの目的によるご使用をお考えの場合は、必ずご本人にご連絡くださりご確認ください)


2004.7.22 Thu

“New Moon Dance”と女声合唱団Asukaの委嘱作曲について


 指揮者の飛永悠佑輝氏との出会いから始まった女声合唱団Asukaの皆さんによるこの委嘱シリーズも、2002年の春からの始まりなので、もう3年目を 過ぎたことになります。この委嘱というのは、この合唱団の指揮者である飛永悠佑輝さんと伴奏ピアニストである佐藤(飛永)美保子さんご夫妻も加わっての、 指導者と団員の皆さん共々お金を出し合っての委嘱なのです。だいたい2月に1曲というペースでのこうした継続的な仕事がどれほど作曲家にとってありがたい ことであるかは知る人ぞ知るのですが、私は本当に感謝に堪えません。

 この委嘱シリーズによって、2002〜03年に全6曲からなる組曲<雨>(詩は“YAISAMANENA”“時”の飯島星)が生まれ、03年4月に初演 されました。その後、大作<父は空母は大地>の作曲の後(当サイト内の「風の足跡」ご参照ください)、寮美千子さんの詩「Voice」による作曲を開始。 「父は空母は大地」の編訳者である寮さんに使用のご了承を得るためお会いした折に「Voice」のことを聴き、興味を持ったら、155篇に及ぶ詩をごっそ りCD- Rでくださり、大感激。昨年暮れまでに“天使 パウル・クレーに”“Merry Christmas”を書き、今年より組曲として“インディアン・フォレスト”“朝露”と書き進み、そして今この“New Moon Dance”に着手しています。「父は空 母は大地」の谺が聴こえるとても素敵な詩です。

 現在「Voice」は寮さんのサイトで続々公開中ですのでぜひこちらでご堪能ください

(こちら寮美千子さんのサイトで公開されている諸々の詩は勿論著作権法によって守られていますので、転載や何らかの目的によるご使用をお考えの場合は、必ずご本人にご連絡くださりご確認ください)

 初演の日程等は未定ですが次の定期演奏会にまとめて予定してくださるとのことです。乞うご期待。

 それでは私はがんばります。完成するとこのページへのリンクは「風の足跡」からに移動します。


♪Asuka委嘱曲初演のお報せ


2004.11.4 Thu

 このページの説明

「Asuka委嘱曲についてのお報せ」開始


 今まで主に関係者向けに単発でupしていたページを一つにまとめます。ここでは委嘱曲についての情報や完成予告記事を掲載して行きます。コンサート情 報、初演情報は別ページに掲載します。このページへはインデックスページの空の画像の下の曲名(或はキーワード)のリンク文字から飛べます(曲が完成する と「風の足跡」からに変更)。コンサート情報初演情報へは「♪Asuka」のリンク文字から。

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